おしゃら、水俣からはじまるものがたり

「おしゃら、水俣からはじまるものがたり」

熊本県水俣市を拠点に、野山で採取した植物の樹皮を草木で染めたジュエリー「おしゃら」の初めての展示販売会を5月24日〜28日に開催いたします。

原料を山で採取し樹皮を剥ぐところから始まるジュエリーづくり。和紙の工房で学んだ伝統技法を土台に、楮の光沢感と軽さ、しなやかさを活かしてつくる形はひとつとして同じものがなく、草木の色、形をまとう悦びを届けてくれます。

あの木とその花の命を分けてもらって生まれたジュエリーをぜひ、手にとってみてください。

森 紗都子

鎌倉に生まれ育つ。アラビアンナイトや指輪物語など各地に遺る「宝物」を巡る物語に夢中になり、地域によって秘宝の素材が異なることに関心を持つ。大学でイスラーム貨幣・経済思想史を学ぶ。ヴィンテージジュエリーショップに勤務後、桑沢デザイン研究所スペースデザイン科へ進学。2020年水俣から「宝物」をつくるような想いで、植物繊維ジュエリーブランド「おしゃら」を立ち上げる。水俣の和紙・染織の工房に住み込み手仕事を学んだ後、2022年独立。